この記事では、マンガでよくわかるエッセンシャル思考という本について紹介します。
本書は「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」が書かれています。
全米ベストセラーが翻訳され、マンガ版まで出版された本です。
わたしが本書を手に取ったのは、限りある時間を有効に過ごすための方法が見つかるのではないかと期待したからです。
この本を読んで感じたことや考えたことを、本書にでてくる7つの言葉を見出しにして紹介していきます。
目次
自分の時間とエネルギーをどこに注ぐか

1日24時間という決められた時間の中で、自分のやりたいことに注げている時間とエネルギーはどれくらいあるだろう?
会社員時代のことを思い返してみると、毎日残業で忙しく、帰宅してからは食事とシャワーを早く済ませて早く休みたいという思いが頭の中を支配していた。
自分の時間とエネルギーをどこに注ぐかではなく、時間もエネルギーもほとんどを仕事に消費していた。
他のことに使おうという発想すらなかった。
働いていた頃にこの本に出会っていれば、少し違った今があったのかも知れない。
「仕方なく」「消去法で」選ぶのではなく「選びたいから」選ぶ自由
妥協ではなく、本当に自分がしたいことだから選択する。
生活するために仕方なく、自分でも勤まりそうな職に就く。自分のスキルに合う仕事を求人中の会社の中から消去法で選ぶ。
わたしが今まで生きてきた中で、「仕方なく」「消去法」で選択したことは長続きしなかったし、満足度も低かった。
「選びたいから」選んだブログは、この先もずっと続けていける。
自分のやりたいことを基準に選んだっていい。
何を選ぶかは、自分で選択できる。
目指すゴールを完全に明確にする

自分の目的やそれに対する目標・計画を、100%明確に把握しているだろうか。
ビジョンに迷いはないだろうか。
「たった1つのことしかできない」としたら何をするか?
いま一度、よく考えて文字にしたいと思う。
最小限の進歩を重ねる
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
この言葉はブログで文章を書く上で、何度も自分に言い聞かせてきたことでした。
最初から完璧を求めてはいけない。
まずは記事を書き上げて公開しないと成長できない。
ブログの執筆でも、質を求めれば求めるほど、良い記事を書こうとすればするほど、記事を書く手が止まってしまいます。
まずは書き始める。そして、完成させる。
「早く小さく」始める、進歩を見える形にする
小さく始めて、日々の小さな進捗を評価する。それを何度も何度も繰り返す。最初から壮大な目標を立てるより、そのほうがずっと遠くまでいけるのです。
できることから始めてみる。
最初の一歩を踏み出すために、はじめは「早く小さく」をこころがける。
最初のハードルを低く設定することができたのなら、最初の一歩を踏み出すことは容易になる。
ブログも始めたばかりころにいきなり2000文字を目指して、SEOも気にして、誰からも読まれる文章を書こうとしても、いつまでたっても記事は完成しない。
まずは完成させることを目指して、500文字だけでも良いから記事を書いてみる。
どうせ誰も見ないからと気楽に始めてみる。
そうやって最初のハードルを低くして一歩が踏み出せたからこそ、後の成長に繋がっていくのだと思う。
『99%のムダを捨て1%に集中する』

あれもしたい。
これもやってみたい。
初めてのことに挑戦すると、挑戦したことに対して「方法」や「やり方」の情報がたくさん入ってくる。
たくさんの情報を簡単に手に入れられるこの時代に感謝するけれど、とてもじゃないけれど全ての方法を試すわけにはいかない。
時間がいくらあっても足りなくなる。
はじめたばかりの時だからこそ何を選択し、何を自分に活かすかの取捨選択をすることが必要になる。
仕入れた情報を全て取り入れて広く浅く実行するのではなくて、自分がコレだ!と思う自分にあった方法を試す。
1%に集中できる人間が、1つの事を極めていくのかもしれない。
悪いクセを正しい習慣に変えるには?

人にはそれぞれ習慣やクセがある。
その習慣には、悪いものも良いものもある。
悪い習慣を引き起こすトリガーに着目して、良い習慣に変えていこうという話にとても興味を持った。
それは正しい習慣を増やすことに繋がるから。
悪いクセを一つ減らすと同時に、正しい習慣を身につけるための方法になるから。
わたしの場合、SNSの通知音が聞こえてくると手が止まる→スマホを確認する→SNSをキッカケに、スマホのゲームなど時間を消費してしまう。
通知音が聞こえたらスマホを触るのではなく、気分転換に遠くの景色を見ようと思う。
パソコン画面にかじりついたままでは視力に悪いから。
思いついたことからはじめて、無意識に正しい反応をするようになるまで続けてみよう。
エッセンシャル思考は、後悔しないための生き方を教えてくれた
この記事ではエッセンシャル思考を読んで、わたしが特に印象に残った7つの言葉をもとに、考えたことや感じたことを紹介しました。
本当に自分が望んでいることを選び明確にする。
自分が大事にしたいことに全力を注ぐ。
「後悔しないで生きていく方法」を教えてくれました。
「本当に重要なのは何か?」
それ以外のことは、すべて捨てていいのです。
わたしはこの本を読んだことをキッカケに、普段から自分に問いたいことができました。
「わたしは今、全力を注ぎたいことのために何ができるだろう?」
これからわたしの未来は、より良く変化していくという予感があります。
この本は、時間の使い方に関してわたしが今までに持っていなかった視点から、新たな発想を教えてくれました。