この記事では、震度6弱の地震体験談から最低限備えておいてほしい防災グッズについてご紹介します。

- 防災対策として最低限の準備をしておきたいけど、何が必要なのか分からない
- 万が一に備えて、最低限用意しておくべきものが知りたい
- 日本に住んでいる以上、地震などの自然災害に備えて、必要な準備をしておきたい
というあなたへ、参考になれば幸いです。
わたしは2018年6月18日に発生した大阪北部地震で、震度6弱の揺れを経験することになりました。
この記事では震度6弱を体験した経験から得た教訓をもとに、最低限準備しておきたい防災対策についてご紹介します。
目次
最低限準備しておきたい防災グッズ【体験談より】

さっそく地震などの自然災害に備えて、最低限準備しておくべき物をご紹介します。
- 飲料水
- 非常食
- 靴(室内に常備)
- 懐中電灯
- ホイッスル
※靴は、室内にコップやガラスの破片が飛散した際にすぐ履いて動けるよう、自室のベッド脇に1000円前後で購入したスニーカーを置いています。
災害後、避難場所に移動する場合は、他にも衣類や常備薬、貴重品などが必要になってきます。
この記事ではあくまでも、最低限の準備として用意しておくべきものを紹介しています。
震度6弱の地震を体験したからこそ分かった、3つのこと
実際に大地震を経験したからこそ痛感したこと、分かったことを3つご紹介します。
- 災害後に考えることはみんな同じ
- 日頃の防災対策がいかに重要か痛感する
- 日本に住んでいる限り「大丈夫」な場所はない
1.災害後に考えることはみんな同じ
大地震の発生後何が起こったかというと、いつも営業しているお店の大半は開店しませんでした。
ありがたく開店しているスーパーが見つかっても、ほとんどの人が真っ先に水や食料を求めています。
あっという間に、品薄状態から売り切れになります。
災害が起きても、スーパーやコンビニがすぐ近くにあるから大丈夫という考えは甘いです。
いつもは車で10分程度で到着するスーパーも、非常時には大渋滞。迂回して到着まで1時間以上かかり、水や食料などの商品は売り切れ状態でした。
2.日頃の防災対策がいかに重要か痛感する
水や食料に関しては、日頃から万が一に備えて準備しておけばいいだけの話です。
自宅に備蓄していれば、災害発生後に危険を顧みず買い出しにでかける必要なんてありません。
事前に準備しておくだけで、不安に駆られている家族をおいて買い物に行かなくて済むんです。
水と非常食は常に備蓄し、万が一に備えましょう。
3.日本に住んでいる限り「大丈夫」な場所はない
まさか自分の住む地域で、震度6弱を観測する揺れを経験するとは思いませんでした。
日本という地震大国に住んでいる以上、絶対に安全な場所なんてありません。
いざという時に、備えておけば良かったと後悔しないためにも、今から出来る最低限の準備をして心がけて欲しいと思います。
今すぐできる、家具の転倒防止対策について

自分の背よりも高い食器棚やタンスなどの家具、転倒防止対策は出来ていますか?
震度6弱の地震が起こったとき、真後ろにある食器棚が倒れないように、無意識のうちにおさえていました。
食器棚の中のグラスはめちゃくちゃになりましたが、幸い、食器棚本体が倒れてくることはありませんでした。
もし揺れに耐えきれず倒れていたら・・・と思うと、今でも恐ろしくなります。
大阪北部地震発生後に、家具の固定など防災グッズを求めて商品を買いに行きました。
しかし、ほとんどの商品が品薄で、すぐに手に入れることはできませんでした。
ネットでも販売していますので、自分や大切な家族を守るために、必要な箇所から防災グッズで対策していきましょう。
実際に食器棚に設置した、転倒防止グッズがこちらです。
万が一に備えて最低限準備しておきたい防災対策、まとめ

地震という「いつ、どこで起こるか予測不能な自然災害」に対して、人間はあまりにも無力です。
実際に大地震を経験したときも、
「これ以上大きな地震、本震、余震がきませんように」
「これ以上大きな被害がでませんように」
ただ、祈ることしかできませんでした。
災害が起こったあとでは、事前に備えることは出来ません。
起こったあとでは遅いですが、事前に備えておくこと、最低限の準備をしておくことは出来ます。
自分だけは大丈夫だろうという慢心は捨てて、この記事を万が一に備えるきっかけにして下さい。
あなたの家に、水・非常食の備えはありますか?